ペドロ・E・ファジャさんのお話:其の❸
こんにちは
キノシタショウテンのサボテンです。
このコラムはキノシタショウテンのマスターがお豆の産地へ直接出向き、農家さんと話したり体験したこと、他では聞けないこぼれ話などを盗み聞きしたキノシタショウテンの隅っこにいるサボテンが語る場所です。
専門知識不要のコーヒー農園でのいろんなお話、コーヒー片手に読んでみてください♪
初めましての方は過去の記事から読んでもらえたらよいかと。。。♪
さぁて。
少しお待たせしてしまいましたね。
グァテマラの大規模農園の農園主、
ペドロEファジャさんについて
さぁ、今回は3位と2位のお話をさせてください。
3位清潔感について
清潔感。
これを現地のコーヒー農園で感じることって
結構すごいことなんですって。
各国各地の数々の農園を回ったマスターによると、
農園はごみなどが落ちているのが、わりと、普通。
もちろん雑草も生えっぱなしのところも多いし、
「どれがコーヒーの木??」と思うくらい雑木林みたいなところもあったそうです。
しかもペドロさんの農園は大規模農園。
広い分、管理も大変なはずなのですが、
ペドロさんの農園は農園内に
ごみ一つ落ちていなかったそうです。
この通り、道はでこぼこですが、
ごみ一つ落ちていないのです。
スゴイ!のひとことです。
普段は陽気なペドロさんですが、
ビジネスの事となると、いきなり目つきが変わるそうです。小さな問題でも、何か改善点を見つけると、
すぐに現場に指示を出し、変えていく、そんなかっこいい仕事人のペドロさん。
笑顔の素敵なおじさんだなぁ(失礼)と思っていましたが、それだけでは、ないのですね。
お次は
2位ホスピタリティについて
前回の記事で、マスターはペドロさんの農園の見学中も、それ以降もペドロさんの農園にて何泊かさせてもらった、とお伝えしましたが、
宿泊中はお食事も出してくれていたそうです。
お食事は主に家政婦さんの「オメさん」が作ってくれていたんですって。
で、毎食、美味しくいただいて
その後、ペドロさんから必ずヒアリングされるそうです。
「今日のご飯はどうだった?」
「何か苦手なものはないか?」
「何が美味しかった?どんなものが食べたい?」
と。
そして苦手な食材があればちゃんと抜いてくれて
できるだけ現地の、口にあう、美味しいものを出してくれていたとのこと。
次に行く場所を伝えれば
「知り合いだから言っとくよ!」と行先の方に声をかけてくれたり。
三ツ星ホテルにでも来たんかと思った。
とマスターが言ったとか言わなかったとか。
ちなみにこんなキッチン。
そして主食はトルティーヤとブラックビーンズだそう。
こんな風にして焼くんですね。
現地!って感じがしますねっ。
オメさんの娘さんも一緒に働いていて・・・
おっと。
この話は次回の「未来を見据えた地域への貢献」に取っておきましょう。
次回、ペドロさんの最終話。
あれ。そういえば
コーヒー農園の話だよね?
コーヒーの話、してなくない???
とお気づきの貴方。
ようこそ。
まぁ、のんびりいきましょうよ。
コーヒーの味とかのお話はまたこんど、ゆっくり。
ね。